2007年10月01日
「三四郎」夏目漱石

「三四郎」
夏目漱石(新潮文庫)
熊本の高等学校を卒業して、東京の大学に入学した三四郎。初めての東京、大学生活、そして都会の女性美禰子との出会い。「それから」「門」に続く三部作の第1作目。
先日読んだ「こころ」で夏目漱石に改めてはまった結果の読書。この作品から続く三部作は未読でした。
三四郎が美禰子に惹かれ、失恋するという筋もあるけれど、それよりも三四郎の大学生活を描いた部分の方がメインなのかな。三四郎の経験する大学生活や友人との出来事なんかを描いた細部が、筋とは関係ないかもしれないけれど面白く読めました。
「こころ」を読んだ時も思ったのですが、当時は学校は9月始まりなんですね。4月になったのっていつからなんだろう。世界的にもその方が多いのでしょうし、それで良かったと思うんだけど。
「こころ」と同じく、当時の一般の人達よりは余裕のある知的階級の人々を描いていますね。その暮らしぶりもそうだけど、のんびりした心持にも憧れます。
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