2008年10月26日
「春の雪」

春の雪
このところ読んでいる三島由紀夫の「豊饒の海四部作」の第一部「春の雪」の映画。
原作を読んで以来見てみたくて。
映像の美しさが素晴らしかったです。日本の四季、自然、その時代の建築や調度、衣裳、大正の華族社会の華麗な一面・・・。そして登場人物たちの所作の美しさも。お時儀もとても綺麗。
何よりも聡子を演じた竹内結子さんが美しかった。最初はそんなにでもないと思ったのですが、清顕と逢瀬を重ねる頃からどんどん美しさを増していって、本当に素晴らしかった。
本多役の俳優さんも良かったですが・・・誰でしょう?最近の若い俳優さんは分かりません。
ただ、綾倉家の方々は公家華族なので、ぜひ京言葉で話してほしかったです。原作を読む時も(京都人の私としては)京都のイントネーションを当てはめて読んでいたので、それはちょっと残念。
映画も意外と原作に忠実だったという印象。この後の複線みたいな台詞もありましたが、この続きも映画にするのでしょうか?「春の雪」は悲恋の美しい物語として映画になるのは分かるのだけど、この後の第二部、第三部とか(第四部は読んでる途中なのでおいておいて)どうも映画になる気はしないのですが。
美しい映像と悲恋の物語に充分酔えた作品でした。
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