2008年11月22日
「ねじまき鳥クロニクル 第3部鳥刺し男編」村上春樹

「ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編」
村上春樹(新潮文庫)
笠原メイは遠くへ去り、<僕>はひとりクミコを待つ。あの井戸のもとで。
十数年ぶりくらい?の再読のはずなのに、まるで初めて読んだような驚きとどきどきと感動でした。前回と違って、やっぱり3部作を続けて読んだのも良かったと思います。
遠い過去、遠い地での出来事、様々な人物が繋がり、夢と現実も交錯する。この精神と現実の不思議な世界が素晴らしいです。
<僕>の静かな戦い、その最後も好きですね。そして、笠原メイ。彼女ってこんなに良かったんだっけ、と新鮮に感じました。彼女の存在でとても救われます。
私の大好きな村上春樹作品「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」と世界観は全く違うけれど、その発展形のように感じました。
村上作品の中で私的にかなり上位に来てます。これも何度も再読したいなぁ。
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